お子さんがご飯を食べるとき、背中をピンっと伸ばして、肘をつかない姿勢が大切だというのはよく知られています。
これはマナーとして美しいだけでなく、胃腸の負担を減らし、食事に集中しやすくなるなど、さまざまなメリットがあります。
でも実は、まず大切なのは足の裏がきちんと床や足台についているかどうか。
意外に思われるかもしれませんが、食事姿勢において足元はとても重要なポイントです。

なぜ足をつけることが大切なの?
足をしっかりつけることで、体の重心が安定し、正しい姿勢を保ちやすくなります。
その結果、噛む力が入りやすくなり、飲み込みもスムーズに!
足がブラブラした状態では、噛みにくい・飲み込みにくいといった状況が生まれやすくなります。

大人が食事をするとき、足がつかない状況はほとんどありませんよね。
おしゃれなバーのカウンター席で飲むときくらいでしょうか? つまり、普段の生活では「足がつくことの大切さ」を実感しにくいのです。
子どもの椅子選びのポイント
成長の早いお子さんに、いつもピッタリ合う椅子を用意するのは大変です。
ですが、以下のポイントを意識すると姿勢が安定しやすくなります。
- 背中がピンと伸ばせる背もたれ
- テーブルとの高さ・距離
- 足の裏がしっかりつく高さ調整
足が届かないときは、硬い足台を置くことで対応できます。
力が入りやすくなり、噛む・飲み込むがスムーズに!
高齢者の食事でも「足の裏」は重要
見落とされがちなのが、お身体が不自由な高齢者の方です。
ベッド上で食事をされる場合でも、できるだけ足の裏を何かに接地させる工夫が必要です。

ダンボールやクッションなどを使い、椅子に座ったときと同じような角度で足をつけられるよう調整してみましょう。
もう一度、食事の足元を見直してみませんか?
これから食べ方を学んでいく小さなお子さん、食べる力が弱くなってきた高齢者の方…。
みなさんが「しっかり噛んで飲み込める」ように、まずは足元の安定を整えてあげることが大切です。

今日からぜひ、食事中の足の位置を見直してみてくださいね。

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