「よだれが多くて心配です」
「口がいつも開いていませんか?」
「そういえば…お口ポカーンとしているかも?」
口唇閉鎖不全という言葉を聞いたことがありますか?
漢字だけを見ると、何か重大な病気のように感じますよね。
口唇閉鎖不全とは、何もしていない時に唇を閉じた状態を維持できていないことを指します。
習慣的な口呼吸があると、よく見られる状態です。
最近では、
・ストローがうまく使えない
・風船を膨らませることができない


といったお子さんも増えているようです。これらも、唇を閉じる力が十分でないことが一因かもしれません。
また、高齢者の方も加齢による筋力低下とともに、唇の力が衰えていきます。
口遊びでお口の発達を促しましょう
赤ちゃんの指しゃぶりやおもちゃをなめる行為も、実は大切な「口遊び」の一つです。
では、ほかにはどんな口遊びがあるのでしょうか?
唇を使う遊び
・シャボン玉
・吹き戻し
・ゴム風船・紙風船を膨らませる
・口笛
・ストローを使った射的や魚釣り
100円ショップでも手軽に揃います。親子で工夫しながら遊ぶのも楽しいですね。
舌を使う遊び
・あっかんべー
・ペロペロキャンディーをなめる
・ガムを噛む
・にらめっこ
・ぶくぶくうがい

無理に「訓練」するのではなく、楽しく遊ぶ中で自然と口周りの筋肉を育てることが大切です。

お口の機能は“学習”で育つ
お口の機能の多くは、学習によって獲得されます。
つまり「あそび」は立派な学習の機会なのです。
近年は、口遊びの機会が減っているように感じます。「口を使う遊び=不衛生・感染」というイメージが広がっていることも影響しているかもしれません。
しかし、大切な発達の機会を失わないように、ご家庭の中で安心して楽しく取り入れていきたいですね。
小さなお子さんと高齢者が一緒に遊ぶことは、
・子どもの口腔発達
・高齢者の口腔機能維持やリハビリ
の両方につながります。

「遊び」は、世代をつなぐ最高のトレーニング。
今日からぜひ、お口遊びを取り入れてみませんか?

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