はじめまして、噛みんぐmomです

咀嚼


今まで、SNSで情報発信してきましたが、もっとたくさんの方にお口の健康を知っていただきたくって、ブログを始めました。

みなさん、お口の健康ってどのように考えますか?
「むし歯が無い」「歯周病がない」などは、みなさんすぐに思い浮かぶと思うのですが…
日頃を振り返ってみると、痛みや違和感がない限りあまりお口には関心がいかない…とおっしゃる方は多いようです。
お口の健康を考える時、お口の機能が健全に働くことがとても大切なんです。
お口の機能って???
食べる、話す、息をするetc.などもう一度見直していただきたいなぁ~と、歯科衛生士としては思ってしまうのです。

まず初めに「噛む」という事。食べられてるから大丈夫⁉いえいえ案外噛めていない事あるのですよ。
「かむ」:辞書で調べてみると・・・
1 上下の歯で物を挟んだり、砕いたりする。
2 歯を立てて傷つける。
3 歯車の歯などがぴったりと合わさる。
4 水の流れが激しくぶつかる。
5 くわだて・事件などに関係を持つ。
6 言葉を言い間違えたり、なめらかに話せなかったりする。
7 強く説きふせる。また、しかりつける。
と7つの意味がありました。実際に食べることに関係するのは、1.2.3.でしょうか?日本語では、「嚙む」「咬む」「嚼む」の漢字が使われています。

それぞれ意味は・・・
「嚙む」 上下の歯をある程度連続して動かす「カむ」です。漢字に「歯」が使われているように、歯が合わさることを意味しています。
「咬む」 歯ではなく、「牙」が絡む場合に用いられ、動物(ときには人間も含む)がガブリとやる場合の、上下の歯の動きが単発的な「カむ」です。
「嚼む」 歯で細かくする・かみくだくの意味の「カむ」です。 「咀嚼(ソシャク)」という熟語で使われています。咀嚼の「咀」には、あじわう/かむなど摂取した食物を歯で咬み、粉砕するなどの意味があるそうです。

では、英語では?
「bite」:食べ物にガブリと噛みついたり、動物が獲物に噛みつく、「噛み切る」
「chew」:口の中に入れた物を飲み込みやすいようにかみ砕く。「噛み切る」という意味はありません。
「grind」: 歯と歯をゴリゴリとこすり合わせるよう「すりつぶす」。摩擦で細かく砕く「crunch」:硬い食べ物やパリパリした食べ物などをバリバリと音を立てて「カむ」
「snap」:パクッと急に噛みつく
「nibble」:少しずつかじる

一口に「かむ」と言っても、表現がたくさんあるのですね。それだけ、噛むことは様々な点から重要なのですね。普段は意識することが少ない「かむ」をもう一度見直してみてくださいね。

コメント

タイトルとURLをコピーしました