歯ブラシ、正しい持ち方できていますか?

お口ケア

お口の健康を保つためには、日々の歯磨きがとても大切です。歯ブラシを上手に使ってブラッシングをしてプラークを落とすのですが、そのためにはまず、歯ブラシを正しく持つことが重要です。ブラッシングの効果が薄れないためにも、持ち方を見直してみましょう。

持ち方には大きく2種類あります。

・ペングリップ

お箸、鉛筆などを持つ時の持ち方です。先端を細かく動かす作業の時に用いていますね。歯ブラシの毛先を細かくコントロールしやすくなります。毛先を使ってプラーク除去をする際の基本的な歯ブラシの持ち方です。

・パームグリップ

ハンマー、のこぎり、包丁など、力が必要な時に持つ、にぎって持つ持ち方です。腕全体を使って力を効率的に作用させる持ち方ですので、歯ブラシの微妙な操作には向きません。歯ブラシを回転させたり、歯ブラシの脇腹を使う方法には向いています。歯ブラシを固定しやすくなる半面、磨く力が強くなりすぎて、歯や歯茎を傷めてしまいます。力の弱い幼児や高齢者、身体の不自由な方など歯ブラシの操作が困難な方に適した方法です。

基本的には余計な力が入らず、細かい所まで丁寧に磨けるペングリップで、持つのが良いでしょう。今までパームグリップで歯を磨いていた方が、ペングリップに変えると磨きにくいかもしれませんね。でも、持ち方ひとつで、お口の環境は変わります。正しい歯ブラシの持ち方で歯を磨く習慣を付けましょう。

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