節分の恵方巻、切らずに食べて大丈夫?顎関節症に注意したい理由

口腔機能

節分といえば、恵方を向いて黙って食べる「恵方巻」。
縁起の良い風習として親しまれていますが、実はこの恵方巻、**「噛む」「顎の動き」**という視点から見ると、注意したいポイントもあります。
日本の食文化の意味を大切にしながら、お口と体にやさしく食べるコツを考えてみましょう。


恵方巻の具材は「7種類」って知っていますか?

恵方巻の基本の具材は7種類。
これは縁起の良い七福神に由来し、「福を巻き込み、体に取り入れる」という意味があります。

それぞれの具材の意味

  • かんぴょう:細く長い → 長寿
  • しいたけ煮:陣笠の形 → 身を守る
  • 伊達巻・だし巻卵:黄色 → 金運アップ
  • ウナギ・アナゴ:うなぎのぼり → 出世・向上
  • 桜でんぶ(鯛):めでたい
  • 海老:腰が曲がるまで → 健康長寿
  • きゅうり:「九つの利」 → 縁起物

👉 噛む視点から見ても
やわらかいもの・歯ごたえのあるものが混ざり、バランスの良い組み合わせです。


切らずに食べる意味と、実は潜むリスク

恵方巻を切らずに食べるのは
「縁を切らない」「運を逃さない」という願いから。

でも…

  • 大きく口を開けたときに「ポキッ」と音がした
  • 顎が痛い、引っかかる感じがする
  • 食べにくくて途中でつらくなった

そんな経験はありませんか?


それ、顎関節症のサインかもしれません

顎関節は、噛む・話す・飲み込むためにとても重要な関節です。
恵方巻のような太巻きを一気に食べる動作は、顎に大きな負担がかかります。

顎関節症の主な要因として考えられるのは

  • 緊張・ストレスなど心理的要因
  • 顎に負担のかかる癖や行動(大きく口を開ける・食いしばり)
  • 長時間の負荷
  • 噛み合わせの問題

原因はひとつではなく、複数が重なって起こることが多いのが特徴です。


子ども・高齢者は特に注意

  • 子ども:顎の成長途中で、無理な開口は負担に
  • 高齢者:筋力低下・関節の柔軟性低下により痛みが出やすい

顎関節症になると
頭痛・肩こり・首のこり、睡眠の質低下など、
全身の不調につながることもあります。


恵方巻は「切って食べても大丈夫」

無理をして食べることが、縁起が良いわけではありません。

「食べにくいな」
「顎が心配だな」
そんなときは、切って食べる選択が正解です。

大切なのは
👉 家族の健康を願いながら、楽しく食べること


まとめ

日本の食文化には、意味と願いがたくさん詰まっています。
その想いを大切にしつつ、自分や家族のお口と体を守ることも忘れずに。
今年の節分は、笑顔で「福」を取り入れましょう。

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