鏡開きとは?由来と小豆の力|お汁粉で願う無病息災と健康

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1月11日は鏡開き。小豆と健康のお話

1月11日は「鏡開き」。
お正月気分も一段落し、飾っていたお供え餅を下げて、お汁粉にしていただく日です。

年神様が宿っていたとされる鏡餅をいただくことで、家族の無病息災を願います。
鏡開きは、もともとは武家の風習だったともいわれています。

鏡餅には「歯固め」の意味も

最近、新たに知ったのですが、鏡餅には「歯固め」という意味もあるそうです。
これは宮中で行われていた「歯固めの儀式」に由来します。

丈夫な歯を持つ人は、何でも食べることができ、長生きできる。
そのため、新年の健康と長寿を願い、固くなった鏡餅を食べるという風習が生まれたそうです。

昔も今も、「歯の健康は命につながる」という考えは変わりませんね。
とはいえ、鏡餅のあの硬さ……。
無理をすると、かえって歯にダメージを与えてしまいそうですのでご注意を。


小豆を食べる習慣はいつから?

日本列島の縄文遺跡からは、炭化した小豆が発見されています。
このことから、日本では約7000年前にはすでに小豆が採取され、食べられていたと考えられています。

また、『古事記』『日本書紀』にも、五穀のひとつとして小豆が登場します。
この頃にはすでに、神事や儀式に欠かせない食材として扱われていました。

小豆の赤色は、「太陽・血・生命力」を象徴し、
赤い色=魔除けとして、邪気を払う力があると信じられてきました。

そのため、赤飯や小豆粥、祝い事の供え物などに使われる習慣が、広く定着していったのです。


小豆の栄養と健康効果

ところで、この小豆。
実はとても栄養価の高い食品で、さまざまな健康効果が期待できることをご存じでしょうか?

小豆に含まれる主な栄養素

  • 食物繊維
     100gあたり約18g含まれ、腸内環境を整えるのに役立ちます。
  • タンパク質
     100gあたり約20g含まれ、筋肉量の維持にも寄与します。
  • ビタミンB群
     エネルギー代謝を助け、疲れやすさを軽減します。
  • 鉄分
     100gあたり約5.4mg含まれ、貧血予防に役立ちます。

期待できる健康効果

● 血圧の低下
小豆に含まれるカリウムは、体内の余分な水分や塩分を排出し、血圧を下げる働きがあります。
高血圧の予防に効果的です。

● コレステロール値の改善
豊富な食物繊維が、余分な脂質やコレステロールの排出を助けます。
研究では、定期的な摂取により、LDL(悪玉)コレステロールの低下が確認されています。

● 便秘解消
腸の蠕動運動を促進し、便通を整えるため、便秘予防に役立ちます。

● 抗酸化作用
ポリフェノールを含み、活性酸素を抑えることで、老化や生活習慣病のリスク軽減が期待されます。

● ダイエット効果
低カロリーでありながら、タンパク質と食物繊維が豊富。
満腹感を得やすく、無理のない食事管理に向いています。


お汁粉の「お砂糖」、どれくらい?

ところで、お汁粉にはどのくらいの砂糖が使われているか、ご存じでしょうか?

一般的に、小豆の重さの約半量の砂糖を使います。
ひとり分に換算すると、約50gほどになることも。

いくら小豆にダイエット効果があっても、
お汁粉の食べ過ぎは肥満の原因になりかねません。
また、むし歯も心配ですね。

甘さは控えめにして、
体も心も温まる、美味しいお汁粉を楽しみましょう。

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