食べないのは味のせいじゃない?子どもの「野菜嫌い」を変える食卓のヒント

口腔機能

野菜嫌いの原因は「味」ではないかもしれません

「うちの子、野菜嫌いで食べなくて…」

そんな相談を受けると、
「野菜って青臭いからね」
と答える声もよく聞かれます。

しかし実際には、青臭いから食べないというよりも、
これまでの食体験が影響している可能性が高いのです。


乳幼児は味だけで拒否しているわけではない

食経験の少ない乳幼児が本能的に避ける味は主に次の2つです。

  • 苦味 = 毒の可能性
  • 酸味 = 腐敗の可能性

これらも経験を重ねることで食べられるようになります。

つまり
👉「青臭いから食べない」
という現象は原則起こりにくいのです。


なぜ「食べない」が起こるのか

多くの場合、食事中の嫌な体験が原因です。

例えば…

  • 飲み込みにくく喉に詰まりそうになった
  • 食事中に大人がイライラしていた
  • 「残さないで!」「早く食べて!」と強く言われた

こうした経験は、食べ物そのものへの苦手意識につながります。


食べにくさの原因は「噛みにくさ」かもしれません

小さなお子さんや高齢者など、咀嚼力が十分でない場合、
食べにくい食材があります。

▶ 食べにくい代表的な食感

● ペラペラ(薄く貼りつく)
海苔、レタス など

● パサパサ(唾液を吸収する)
パン、クッキー など

● モチモチ(べたつきが強い)
餅、団子 など

👉 これらは噛み切りにくく、食塊形成が難しい食材です。

また、

  • 硬すぎる食材
  • お口の発達段階に合っていない食材

も咀嚼に時間がかかり、食事のストレスになります。

➡ 調理方法や切り方を工夫することが大切です。


食事時間の雰囲気も大きな影響

こんな声かけ、していませんか?

  • 「なんで食べないの?」
  • 「また残すの?」
  • 「早く食べて!」

表情や感情は、子どもにしっかり伝わります。

食事は本来、
楽しく・おいしく食べる時間

少し深呼吸して、

  • 「おいしいね」
  • 「たくさん食べてえらいね」

と余裕をもって過ごしてみてください。


家族で食べることも解決のヒント

ママと1対1では難しいことも、
家族みんなで食べることで自然と解決する場合があります。

食卓の安心感と楽しさが、食経験を豊かにします。


🌱 まとめ

子どもが食べない理由は、

✔ 味ではなく食体験
✔ 食べにくい食感や形状
✔ 食事中の雰囲気や声かけ

であることが多いのです。


好き嫌いなく、元気に健やかに過ごせますように。

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