よく噛む=硬いもの?それ、ちょっと違います

口腔機能

歯科衛生士:「よく噛むように食べ物を工夫してくださいね。」
お母さん:「じゃあ、おやつは“おせんべい”や“するめいか”がいいですか?」

乳幼児健診でよくあるやり取りです。

でも実は…
「硬い食べ物=よく噛む」ではありません。

ちょっと短絡的ですよね😞


本当に大切なのは「咀嚼(そしゃく)」

私たちが伝えたいのは「噛んで」ではなく、
**“咀嚼してほしい”**ということです。

確かに、硬いものを出せば噛まないと食べられません。
でも、それは「必死に噛んでいるだけ」。

まだ咀嚼が未熟なお子さんにとっては…

  • 顎が疲れる
  • 食べるのが嫌になる
  • 食事そのものがストレスになる

これは、高齢の方にも同じことが言えます。


咀嚼の基本はこの2つ!

① 前歯で「かじり取る」

自分に合った一口量を覚えるために大切です。
「ガブッ」とかじる経験は、咀嚼の第一歩。


② 奥歯で「噛みつぶす」

ただ上下の歯をカチカチするだけでは不十分。

  • 食べ物を細かくする
  • 繊維を断ち切る
  • 飲み込みやすい形にする

こうして“食塊(しょっかい)”を作ります。


ポイントは「硬さ」ではなく「工夫」

大切なのは、
かじれる・つぶせる形状にすること。

例えば👇

  • やわらかく煮た大根(少し大きめにカット)
  • バナナやりんごを手で持ってかじる
  • 一口サイズにしすぎない

👉「自分でかじる」経験がとても重要です


噛む楽しさも育てよう

「フワフワだね」
「サクサクしてるね」

こんな声かけも大切です。

  • 食感を楽しむ
  • 見た目でワクワクする
  • 食べたい気持ちが育つ

結果として、自然とよく噛むようになります✨


まとめ

✔ 硬い食べ物=よく噛む、ではない
✔ 大切なのは「咀嚼の発達」
✔ 食材の“硬さ”より“形と工夫”
✔ 楽しさが「噛む力」を育てる

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