毎日暑いですね。
流れてくる汗に悪戦苦闘の毎日です。
「メイクが崩れるぅ~」
「服がびっしょり~」
「汗のにおい、大丈夫……?」
暑い季節は、汗も気になりますよね。
でも、夏に気をつけたいのは「汗」だけではありません。
実は、汗をたくさんかくこの季節は、脱水によるお口の乾燥や口臭にも注意が必要なのです。
暑いときは「口の中から」ひんやり
暑い日に氷を口に含んだり、冷たい飲み物を飲んだりすると、「ひんやりして気持ちいい~!」と感じますよね。

口の中には温度を感じる感覚があり、冷たいものが入ることで、涼しさを感じやすくなります。
アイスを食べたら、「急に体が冷えてきた!」と感じた経験がある方もいるのではないでしょうか。
暑いときには、冷たいものを上手に利用するのも一つの方法です。
冷たい飲み物を飲むときも、一気にゴクゴク飲むのではなく、口の中に少し含んで、一口ずつゆっくり飲むのもよいでしょう。

また、暑さを感じたときには、手のひらや首すじなどを冷やすことも、体を冷やす方法の一つです。
ただし、暑い場所で無理をしないことが何より大切。
涼しい場所に移動して、体を休ませることも忘れないでくださいね。
汗をかくことは、体温を調節するために必要な大切な働きです。
とはいえ……
人前では、できれば汗をかきたくない!
これが本音ですよね(笑)。
汗をかいたら「脱水」にも注意

汗をかくということは、それだけ体から水分が失われているということ。
その分の水分を補給できなければ、脱水を起こすことがあります。
「喉が渇いたら飲めばいい」
と思っている方もいるかもしれません。
もちろん、喉が渇いたときに水分をとることは大切です。
でも、暑い日に屋外で活動したり、運動をしたりして汗をたくさんかく場合には、喉が渇く前から、こまめに水分をとることを意識したいですね。
特に高齢の方は、加齢によって喉の渇きを感じにくくなることがあります。
「本人は喉が渇いていないと言っているから大丈夫」
とは限りません。
周りの人も、「お水飲んだ?」と声をかけるなど、意識して水分補給を促すことが大切です。
「なんだか口が乾く」は脱水のサインかも?
脱水になると、口や舌が乾く、尿の量が少なくなる、尿の色が濃くなる、体がだるい、めまいや立ちくらみがする、頭痛がするなど、さまざまな変化が現れることがあります。

「今日はなんだか口がカラカラだな」
そう感じたときは、単なるお口の乾燥ではなく、体の水分が不足しているサインかもしれません。
暑い日に汗をたくさんかいたときは、いつも以上に水分補給を意識しましょう。
そして、できれば「喉が渇いたから一気に飲む」のではなく、少しずつ、こまめに。
外出するときには飲み物を持ち歩き、休憩のたびに水分をとる習慣をつけておくと安心です。
そして、もう一つ気をつけたいのが「お口の乾燥」
暑い季節になると、汗をたくさんかきます。
さらに、暑さで「はぁ~、はぁ~」と口を開けて呼吸することが増えたり、冷房の効いた部屋で過ごしたりすることで、お口の中が乾燥しやすくなることもあります。
ここで重要になるのが、**唾液(だえき)**です。
唾液は、口の中を濡らしているだけではありません。
食べ物を飲み込みやすくしたり、口の中の汚れを洗い流したり、口の中の環境を整えたりするなど、さまざまな働きをしています。
また、唾液には、口臭の原因となる物質を洗い流したり、口の中の細菌の増殖を抑えたりする働きもあります。
ところが、脱水などによって体の水分が不足すると、唾液の分泌も減少し、お口が乾燥しやすくなります。
すると、
「口の中がネバネバする」
「舌が乾いている」
「口の中がスッキリしない」
「なんだか口臭が気になる」
ということにつながる場合があります。

つまり、夏は汗のにおいだけでなく、お口のにおいにも注意したい季節なのです。
水分補給、何を飲んでいますか?
暑いときには、こまめな水分補給が大切。
でも、ここで気をつけたいのが「何を飲むか」です。

普段の水分補給なら、水やお茶などが選択肢になります。
一方で、暑い屋外で長時間活動したり、運動などで大量に汗をかいたりした場合には、水分だけでなく、ナトリウムなどの電解質も失われます。
そのような場合には、状況に応じてスポーツドリンクなどを利用することもあります。
また、脱水状態に応じて経口補水液が用いられることもあります。
ここで大切なのは、
「スポーツドリンクや経口補水液は飲んではいけない」
ということではありません。
大切なのは、そのときの体の状態や汗の量に合わせて、適切な飲み物を選ぶことです。
特に、経口補水液は、普段の水分補給として日常的に飲むものではありません。
必要な場面で適切に利用しましょう。
甘い飲み物は「ダラダラ飲み」に注意!

スポーツドリンクや清涼飲料水などには、糖分が含まれているものがあります。
これらを長時間にわたって少しずつ飲み続けていると、口の中が糖にさらされる時間が長くなります。
口の中の細菌は糖を栄養源として利用するため、むし歯のリスクを高めることにつながります。
また、むし歯だけでなく、歯周病や舌の汚れなど、もともとのお口のトラブルの悪化の原因になっていることもあります。
「暑いから、とりあえずスポーツドリンクをずっと飲んでいる」
という方は、一度見直してみましょう。
必要な水分補給はしっかり行いながら、普段の水分補給には糖分を含まない飲み物を選ぶなど、上手に使い分けたいですね。
飲んだ後は「お口にもひと工夫」
熱中症対策などでスポーツドリンクや経口補水液などを利用する必要がある場合もあります。
ただ、飲んだ後にできるお口のケアとして、
水やお茶を飲む
水で口をゆすぐ
という方法があります。
口の中に残った飲料を洗い流すだけでも、お口の環境を整える助けになります。
外出先などで歯みがきができないときにも、覚えておくと便利ですね。
「口が乾いたな」と感じたら、唾液を出す工夫を
お口の乾燥が気になるときには、こまめに水分をとることに加えて、唾液を出すことも意識してみましょう。
たとえば、
- よく噛んで食べる
- 食事を急がず、ゆっくり食べる
- 舌を動かす
- 唇や頬を動かす
- シュガーレスガムを噛む
なども、唾液を出すきっかけになります。
特に「噛む」という動作は、唾液の分泌を促します。
暑いからといって、冷たい飲み物だけで食事を済ませるのではなく、しっかり噛んで食べることも、お口の健康には大切です。
「汗のにおい」だけじゃない!夏はお口にもご用心
暑い夏。
汗をかくのは、体が暑さに対応している証拠です。
だからこそ、こまめな水分補給と暑さ対策を心がけたいですね。
そして、もう一つ忘れたくないのが「お口」。
汗をかいて体の水分が不足すると、お口も乾燥しやすくなります。
お口が乾燥すると、唾液による口の中の洗浄などの働きが十分に発揮されにくくなり、口臭やむし歯など、お口のトラブルにつながることがあります。
「汗のにおい、大丈夫かな?」
と気にするのと同じくらい、
「お口、乾いていないかな?口臭は大丈夫かしら?」
と気にかけてみてください。
暑い夏こそ、体にも、お口にも、こまめな水分補給を。
汗のにおいにも、口臭にも負けず(笑)、元気に夏を乗り切りましょう!

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